ザインの骨董商
女関係で失敗し財産を盗られ、冒険者に
親は泣いているぞ
長袖長ズボンにブーツ。鎧の上からも布をかぶせて警戒心を抱かせないように気遣い
腰の剣以外はこれといった装飾品も無い姿だが
ヒゲは男の身嗜みとしてちゃんとこまめに手入れしているらしいよ
寒い心を暖めてくれる女性を募集中な悲しい漢
近況
そろそろすることもなくなってきたので引退に向けた動きを開始することにする。
『モイ商店自力復活計画』活動中。
プロフィール
- 種族・性別・年齢
- 人間・男・30歳
- 誕生日
- 12/2
- 身長・体重
- 170cm・70kg
- 髪・瞳・肌の色
- ほぼ黒・黒・黄色
- 視力
- 並
- 家族構成
- 両親
実父:ジョイ・モイ(人間55歳、ザインの骨董商隠居)
実母:ミフリー・モイ(HE70歳)
- イメージ音楽
- ‐ファンキンスペランカー‐
http://www.geocities.jp/poly8timbre4/
で公開されておられるゲームミュージックアレンジの一つ
貧弱戦士ロイモイがある意味目指すキャラクター
一応リンクフリーと書いておられた為リンク貼りましたが問題あれば教えてください
- CVイメージ
- 推薦があったため急遽大塚芳忠に決定「ファイナルトゥギャザーだ!」
- 得意料理
- 大根煮・白菜鍋・ハンバーグ(お子様用)等
- 著書
- 5レベルファイターとして何を血迷ったか『チキン流剣法』の執筆を始める。
ファイターへの非リスペクトな内容につきまだ人には見せられない。
〜序文〜
歴戦驕るべからず、蛮勇誇るべからず
剣を抜きて勝つは上中の上策にあらず
敵の血に利少なく遺恨連なること幾星霜にして
まさに自らの血を代価と為すこと古来多し
故に、剣を抜くは損益を抑えるにのみと心得べし
剣を振るうにあたっては先ず鶏の如く地に潜み
一撃すること猛禽の爪翡翠の嘴の如し
ニックネーム
- RoyMoi_12
- ロイモイ
交友関係
- 飲み仲間・飯仲間
- アクレギア:まぁ、幸せそうでエエこっちゃ(笑)
アゲハ:大根食う?(笑)
ウィール:ちょっと、何でいきなり人気急上昇気配やねん?(笑)
ウォルフ:決して子ども扱いしとるわけではないが若さのエネルギーっていいねぇ。
キース:料理はさすが、私の適当なモンとはちがうな。それとラヴエネルギーも、そしてちょっとは落ち着け!
クオン:他人のことは私も言えんが不器用なやっちゃなぁ(笑)
クレア:変な娘や……男の裸体なんか楽しい?(笑)
シャーリー:頼りにしてます
シリル:これからの子やな。羨ましい(笑)
ステラ:この子は……警戒しなさ過ぎやろ(笑)
ゼルファ:長生きした分達観してたいんやろうが、しんどい役やねそれは(笑)
ファルコ:歳月の寂しさを分かち合える朋友と思いたいね(笑)
ボンフィル:さすがにドワーフとサシではきついわ(笑)酒に対する許容量が違う
マリス:色んな意味で器用なやっちゃ。羨ましいなぁ(笑)
ルメリア:なんか……はっちゃけよった……
- 仕事仲間
後ろの人歳くった記念ロイモイ話『兎角に人の世は』
智に動けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
なんてことを言ったのは誰だったか。
「ああ住みにくい住みにくい」
ここにも、鬱屈した三十路の男が一人。
……………………………………
〜ある晴れた日のザイン〜
「やぁれやれ、懐かしい景色よ。別に見たい訳やなかったが」
ザインの郊外、春の長閑な陽射しにきちんと刈り揃えられた、青々とした庭の芝生が映える一軒家。
手入れは行き届き、その青が屋敷の白をより引き立てる。
久々の帰郷に散歩がてら昔の名残を探しつつ、到着したそここそがロイ・モイの実家であった。
外から見る庭や門扉の小洒落た装飾に、両親の暮らしぶりが決して貧しくないことをみて安心する。
そうして玄関前、胸の中に少し残っている『居づらさ』をふんと一息放りだして一言。
「ただいま、ボンクラ息子が帰宅しましたよ」
……………………………………
〜孤独な宿−遡る時間〜
『イソギカエレ。タマニハカオミセロ』
全く用件しか書いていない一方的な手紙が届いたのはしばらく前、正直、あまり帰りたくはなかった。
当人は総領の甚六のおかげで代々の店を潰した上、勝手に飛び出していった親不孝者である。
その上小心者でもあったから、失敗した自身に対する知人他人御近所の目が気になって仕方がない。
少しばかり頭が冴えて、察してしまう分余計に気になる。
それじゃあ気付かないふりをする。というのはなかなか力の要る作業で、そんな非生産的な労力はとりあえず横に置いておきたいのだ。
「どないしょっかなぁ……」
酒に手を伸ばそうとして、やめた。今考えるべき事柄から酔いの中に逃げるのは悩みの先延ばしでしかなく、また長く悩めばいい問題でもない。
「わかっちゃいるけどやめられない♪……アカンアカンそれでは」
苦笑しながらの独り言は悲しくて泣きそうになる。
「年明けも一日だけ顔見せて逃げるように出立したからなぁ」
両親には今の目標を話していない。店を再建できるようになるまではこっそり頑張って堂々と帰るつもりではあった。
そして、それは自分の胸糞の具合というつまらない理由で、自身の仕事でやり遂げなければならないと思っていた。
しかし、最近の自分ときたら、と考える。
自分で立てた目標を本当に見据えているのかと自問自答、
達成したとしてその先に自身の考える幸福があるのだろうかという不安、
何となく生きていることの、何となくの幸福さえ失うリスクに対する恐怖、
紛らわそうと酒量は増えた。
無理やり自信満々を装って本心を自分にも見えないように隠した。
『計画を立てる』ことで足踏みしているのを前進だと嘘をついた。
そういえば、血生臭い冒険者家業にも確かに飽きてきた。あるいは自己嫌悪が延長されたいえるかもしれない。
そして、そんなことを『誰にも話していない』と考える。
「話す? 誰に? そんなん……私のキャラちゃうやん」
胸に溜まりかけたなにかを大きなため息で吐き出す。吐き出しきれなかったものが一粒だけ涙になった。
「……しゃあないなあ、空気読めてないように開き直るかぁ」
彼は荷物をまとめはじめた。
続く
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