ヒルダート・ナイトラン (Hildart nightran) 
森林が生い茂り、穏やかな場所にあるルーンフォークの里出身。
その里には人間に対して従順なルーンフォーク、つまりは欠陥の少ない者を生み出す優秀なジェネレーターがあり、
貴族や商人などへとルーンフォークを奉仕させる事が目的の里であった。
教育訓練は召使いのマナーや家事の訓練などの人間に仕える事を前提としたものを教え、
ルーンフォークを旅立たせる事は想定されていなかった。
そんな里で稼動したばかりのヒルダートは他の者と同じ非常に従順な性格だったが、
日数が経過していくと徐々に自我(欠陥)に目覚め始めていく。
何の害意もなく何の不自由のない生活の中で、彼女は自身の平凡さに嫌気が差すようになる。
そのため、ひっそりと武術の訓練を行い、唯一無二の個性を付けようとしていた。
訓練は毎晩欠かさずに行い、稽古道具も自作する徹底振りだった。
(両親からは教育訓練をさぼっている訳ではなく、体力を身に付ける一環として賛成されていた。)
そんなある日、いつも通り武術の訓練を行っていたところで蛮族に襲われることになる。
訓練のために手に持っていた木の槍で迎え撃つと、彼女の腕は蛮族相手に善戦ができる程度になっていた。
だが、地力の差が出始めると徐々に押されていき、最後には胴体を切られ負傷してしまう。
絶体絶命というところで、白馬に乗ったフルプレートアーマーの騎士が颯爽と現れる。
華麗な槍捌きで蛮族を斬り捨てると、ヒルダートに近づいて神聖魔法で彼女を傷を癒す。
「君の槍の才能は素晴らしい。君が優秀な冒険者になることを期待する」
そう言い去るとヒルダートの礼も聞かずに、白馬の騎士はその場を立ち去ってしまう。
騎士への感謝と憧れを抱いた彼女は、騎士道に並々ならぬ興味を持つ事になる。
騎士道物語をこっそりと読み始め、馬を借用し乗馬の訓練を行い、
騎士然とした振る舞いや喋り方を模索するなど、どんどんと騎士道へとのめりこんでいく。
そんな彼女の様子を見た家族からは騎士になることを猛反対され、
騎士の勉強や武術の訓練を禁止されてしまう。
だが彼女は諦めず、隠れて槍の型の練習や騎士道への自分なりの考察、名言などを考え始める。
(騎士には名言が必要と認識していた)
そして、彼女の奉仕先が決まった日の夜。
とうとう騎士への願望が抑えられなくなり、家族には黙ったまま里を飛び出してしまう。
ヒルダートの行動に里全体は一時混乱状態になり、
奉仕先への面子が立たないため彼女の家族が必死になって捜索する事になる。
現在の彼女は、憧れだった騎士(自称)になることができたので非常にご機嫌である。
弱きを助け、蛮族を挫くために彼女は大陸を旅するだろう。
プロフィール 
- 種族・性別・年齢
- ルーンフォーク・女性・9歳
- 誕生日
- 11月14日
- 身長・体重
- 170cm、55kg
- 髪・瞳・肌の色
- 黒色、黒色、肌色
- 視力
- 千里先の騎士を見抜く(自称)
- 趣味
- 騎士観察、騎士道
- 好きな物
- 騎士、家族、賞賛の声
- 嫌いな物
- 平凡、騎士道を汚す騎士、自身の硬質素材
- 家族構成
- 父親、母親、兄、妹の五人家族。
彼女自身は家族が大好きで、最近まで親離れができなかった。
家族からは飛び抜けて個性的なルーンフォークと認識されていた。
ニックネーム 
- Hildart_G
- セッション時など
交友関係 
- バクサ・Z・フォーフェイト
- 「私の初めての従者だ! 時折、一人称が変になるのが個性的でそれが良い!
二つ名は謙虚の騎士。彼は決して自身に満足せず、日々成長し続ける心があり、それもまた良し!」《PLから了承済み》
- オウミ
- 「お小遣いと寝床を提供すれば従者になると言った人物だな。
寝ながら歩くことができる個性を持っている。それが良い!」
所属 
リンク 
サンドさん
柘榴:874
イラスト・まんが 
ご自由に使ってください
創作文 
公開前に表現のチェックをさせてください
その他 
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