IRCガイド(2)   

 このページでは、主にIRCサーバに接続した後に行うセッションのための操作や設定を解説しています。
 接続後、サーバ上の参加者さんに声を掛けて、確認を受けつつ設定してください。(通称『ガイド』と呼ばれる手順です。)

セッションに参加するための設定・操作

チャンネルに入る

 前のページで接続したチャンネル「#geekou」は、月光華亭の全員が共用で使っているロビーチャンネル(談話室)です。
 IRCでは、一つのサーバにそういったチャンネル(部屋)をいくつも開いて会話しています。セッションの際には#geekouとは別に、専用のチャンネルを立てて、そこに参加者が集まって会話することになります。

 チャンネルに入るには、
/join #チャンネル名
 というコマンドを発言します。
 『ガイド』の最初には、指定されたチャンネルに入る練習が行われます。

 チャンネルに入ると、自動的にウィンドウ右下の「サーバツリー」に新しいチャンネルが追加されます。
 一度追加されたチャンネルは、チャンネル名をダブルクリックすることで入ることができます。

 月光華亭でセッションの際に使うチャンネルは、原則的に次のような名前で立てられます。
SW1: #geekou_★
SW2: #Garnet_★
 ★にはGM固有の文字が入ります。
 また、セッションには複数のチャンネルを使用するケースが多いです。チャンネルは用途ごとに、次のように使い分けられます。
セッション進行チャンネル
『表』と呼ばれます。行動宣言、キャラとしての発言、GMの情報提供や描写、ダイスロールなどが行われます。参加者だけが発言できます。
相談チャンネル
『裏』と呼ばれます。行動や戦闘についての相談、本筋とは関係のないちょっとした雑談等に使用されます。
データ掲示チャンネル
主にSW2.0でのセッションで使用されています。GMが提示する各種データなどが流されます。
 セッションの見学を希望する際には、#geekouで各GMに許可を取ってから入室してください。また、発言は相談チャンネル(『裏部屋』)のみでできますが、相談に参加したり、自分の推理を披露したりなどのような「セッションに関すること」は発言しないでください。  

チャンネルから出る

 チャンネルから出るには、サーバツリー上のチャンネル名を右クリックし、「出る(P)」を選択します。
 「メッセージを入力して出る(Q)...」を選択すると、退室の挨拶を入力することができます。

一対一で会話する(トーク、プライベ)

 多くの人と同時に会話する「チャンネル」の他に、特定の人と一対一で会話する「トーク」機能を利用することもできます。古いクライアントソフトでは「プライベート」という名前が使われていたため、プライベと呼ばれる場合もあります。

 他の人からトークを受ける場合は、自動的にサーバツリーに相手の名前が追加されますので、そこをクリックして表示切り替えをします。
 自分からトークを送る場合は、ウィンドウ左上の「ユーザウィンドウ」上で相手の名前を右クリックし、「トーク(T)」を選択し、サーバツリーに追加された相手の名前をクリックします。

ニックネームの変更

 セッション中は、プレイヤーのハンドルネームではなく、キャラクター名を使用します。

 ニックネームを変更するには、メニューから「サーバ(S)」→「ニックネーム変更(N)...」を選択するか、メニューのすぐ下のアイコンの左から七番目の、人のシルエットとウィンドウのアイコン(ニックネーム変更)を選びます。
 表示された窓に変更したいニックネームを入力し、「OK」をクリックしてください。
 またこの窓では、「追加(A)」をクリックすることで、よく使うニックネームを登録しておくことができます。

 セッションのために使うニックネームは、SW1の場合
キャラ名_敏捷度
SW2の場合
キャラ名_G
 となっています。
 (例:ジャネットという敏捷度15のキャラクターは、SW1ではJanet_15、SW2ではJanet_Gとなります)

キーワード

 IRCの便利な機能の一つで、あらかじめ設定しておいた特定の文字列を他の参加者が発言したときに、文字色やサウンドでお知らせしてくれるのが「キーワード」です。
 たとえば、「紫嶋」という文字列を登録しておけば、次のように強調表示されます。
14:56 <#geekou: singin > こんにちは〜>紫嶋さん
 セッションのためには、他人から自分の名前やキャラ名など、気づきたい言葉を呼ばれた時に反応させるという形で利用されます。

 この機能を設定するには、上部メニューから「設定(O)」→「設定(S)...」を選ぶか、メニューのすぐ下、右から五番目のシートに赤いチェックが付いたアイコン(設定)をクリックします。
 表示された「設定」画面左の項目から、「キーワード」を選ぶと、次のような画面になります。



 左側の「キーワード(K)」欄に、反応させたい文字列を記入します。一行に一つずつ記述してください。
 通常はプレイヤー名、キャラクター名を、また、あだ名などができればそれも登録します。

 右側の「禁止キーワード(D)」欄は、誤爆と呼ばれる、まったく無関係の文脈で反応してしまうことをある程度防ぐための機能です。
 たとえば、GM時に呼ばれることを想定して「GM」という文字列をキーワードに登録した場合、「BGM」と誰かが発言したときにも反応してしまいます。禁止キーワードに「BGM」を登録しておけば、これを防ぐことができます。

共通キーワード
 セッションのため、参加者全体に登録をお願いしている共通のキーワードがあります。
 参加したいシステムに沿って、指定されたキーワードを必ず登録しておいてください。
  ※英数字では半角、全角両方を登録します。また、「キーワードは大文字と小文字を区別する(C)」のチェックを外しておいてください。

 セッション中、全員に呼びかけて注意を喚起すために使われるのは、以下の三種類のキーワードです。
>All
>All
>ちりり

 また、#geekouでのセッションの告知に対応した、次のキーワードを登録してください。

ソード・ワールドRPG
>告知SW1
>告知SW1

ソード・ワールド2.0
>告知SW2
>告知SW2

ダブルクロスThe 2nd Edition
>告知DX2
>告知DX2
 ※>告知 と登録することによって、すべてのキーワードに反応させることができます。

サウンド

 キーワード反応時、また、トークを受信した時やチャンネルへの招待(次頁に詳細)を受けたときなどに、音を鳴らして知らせてくれる機能です。
 設定するには、「設定」画面から「サウンド」を選びます。

 音を鳴らしたいイベント(状況)の項目にチェックを入れ、項目名をクリックして選択状態にした上で下部の「変更(C)...」ボタンをクリックし、鳴らしたい音を探して決定します。
 使えるファイルは、拡張子が.wavの音声ファイルです。
 通常、C:\Windows\Media\ の中にシステム用のWavファイルが格納されています。

 設定が終わったら確かに音が鳴るか、他の参加者にお願いして呼んでもらいましょう。

ログの保存

 セッションには直接必要ではありませんが、LimeChatでは、チャンネルに流れた会話をログファイルとして保存することができます。
 ログを自動で保存するには、「設定」画面から「ログファイル」の項目を開き、一番下の「一定時間ごとに強制的にファイルに書き出す」のボックスをONにします。
 また、「保存場所」を設定し、「オン/オフ設定とファイル名」のうち、必要な項目にチェックを入れます。
サーバ
 irc.trpg.net:6667へ接続を試みます
 接続しました

というメッセージから始まるウィンドウのログを自動保存します。
このウィンドウには、接続/切断記録、サーバからの案内、ファイル送受信の記録、チャンネルからの招待や追い出しの記録、エラーメッセージなどが流れます。
チャンネル
#geekouやセッションチャンネルのログを保存します。通常は、ここのログを保存してください。
トーク
一対一での会話を保存します。このログも保存するといいでしょう。
DCCチャット
月光華亭では使用しません。
URL履歴
チャンネルやトークで流れたURLをまとめ、リンク付きでHTML化します。

ダイスの使い方

IRC上で使用するダイス

 月光華亭では、IRCの機能を利用したダイスプログラムを使用しています。
 ダイス機能を持つ参加者は、名前(Nickname)にDiceの文字、あるいは_D等の文字が含まれていることで判別できます。
 このように、ユーザリスト上にダイスが存在しているとき、そのチャンネルではダイスを利用できます。

 プレイヤー参加をするだけなら、ダイスプログラムを用意する必要はありません。GMや他の参加者が用意してくれたものを使いましょう。

 セッションに参加を希望する前に、#arenaや#Carbuncleでダイスを振ってみてください。

注意事項

 ダイスは基本的に、それを提供している参加者のパソコンの上で動いているプログラムです。
 従って、パソコンがダメージを負うような振り方は、絶対にしないでください。
 詳しくは後述します。  

ダイスを振る

Shijima > 2d6
Shi_Dice > Shijima -> 2D6 = [3,6] = 9
 ▲d□の書式で、▲個の□面体を振ることができます。基本的にソード・ワールドでは2d6を使うことになります。
 コマンドは必ず行頭に置いてください。文中、文末に入れると反応しません。

 ▲□には大きな数字を入れないでください。パソコンに負荷が掛かります。

Shijima > 2d6+5-1
Shi_Dice > Shijima -> 2D6+5-1 = [4,3]+5-1 = 11
 ダイスの後ろに四則演算をつけることができます。判定の基準値やペナルティなどを入れましょう。

レーティング・威力を求める

Shijima > r20
Shi_Dice > Shijima -> Rate20 = [4,2:4] = 4
 r●は●をキーナンバーにしたレーティング表・威力表の結果を出力してくれるコマンドです。これも行頭に置いてください。

Shijima > r15+7@10
Shi_Dice > Shijima -> Rate15+7@10 = [6,5:7][5,6:7][6,4:6][4,2:4]<クリティカル>+7 = 31
Shijima > r15+7@10
Shi_Dice > Shijima -> Rate15+7@10 = [1,1]<自動的失敗>+7 = 7
 r●の後ろにも四則演算が付けられます。
 また、@★を付けることで、クリティカル値を★とした自動振り足しが行われます。
 この場合も、★にはルール上不可能な数字を入れないでください。パソコンに大きな負荷が掛かり、故障にも繋がります。
 レーティングでクリティカルや1ゾロが出た場合、このように自動的に表示される機能もあります。

その他

セッションで使われる記号など

 この項では、セッション中に使われるチャット上の記号について解説します。

「……わかりました」顔を上げます>司祭様@GM
 キャラクターの発言は「」で囲んで表現されます。「」の外の発言は、状況描写やプレイヤーとしての発言です。
 は、この記号の右側に書いたキャラクターへの発言であることを表します。キャラクターがGMの描写しているNPCである場合は、更に@GMと付けて、GMに話しかけていることを表します。
持てないよね?<全部>GM
 は、この記号の右に書いた話題についての返信であることを表します。
「(怪しい……)」
「(大きく息を吸って)こらー!!!!!」
 ()は、キャラクターが言葉にせず内心で考えていること、または動作などを表します。